最初、建主さんから言われたことは、「10年で引っ越すつもりだから、簡易な家でいいよ」。それほど費用をかけずに、将来の建て替えも考えた住まいにする計画だったようです。しかし、家づくりを進めるうちに心変わりが。最終的なオーダーはこのようになりました。「100年持つような武家屋敷にして」心地よい家づくりに対する考えをご主人と共有できたようで、とてもうれしく感じた瞬間でした。
内部は純和風のインテリアにし、木材と濃茶と天井・壁の白のコントラストが古民家のような落ち着いた雰囲気を醸す「和の家」に仕上がりました。全室に深夜電力を利用した蓄熱式床暖房を採用し、1年を通じて室温の安定した快適なすまいです。
第23回 茨城県建築文化賞 住宅部門 優秀賞受賞
所在地 | |
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建物構造 | |
延床面積 | |
外壁 | |
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内装 | |
キッチン | |
設備 | 蓄熱式床暖房(深夜電力使用) |