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築約100年の家です。昔、ご商売をされていた大きな家です。昔の土間だったところがダイニングになっていましたが、狭く、暗かったので、余計な壁を取り払いオープンなLDにしました。又その開口越しに、きれいな庭を見ることのできる、くつろぎの空間を創出しました。
平成19年度 茨城県建築文化賞 特別賞受賞作品
所在地 | 茨城県 笠間市 |
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建物構造 | 木造2階建 |
延床面積 | |
外壁 | |
屋根 | |
内装 | 床:栗無垢板張り 壁:漆喰塗り 天井:クロス張り |
キッチン | |
設備 | 温水床暖房 |
- 身体的視点
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1. 寒さの解消:深夜電力を利用した水蓄熱型床暖房の敷設、ペアガラスのアルミサッシの使用により快適な温熱環境を実現した。 2. 暗い生活空間の解消:南側土間ホールへの大きなFIX窓の設置、キッチン上部へのガラス瓦のトップライト設置により明るい室内となるよう配慮した。 3. 分断された動線の解消:高い段差にステップを設置することで移動を楽にし、分散した水廻りを一直線に並べ直す事で単純でわかりやすい家事動線を実現した。
- 産業的視点
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1. スクラップアンドビルドではなく、古民家の既存の柱梁(スケルトン)を活用し、間仕切りや設備(インフィル)を更新する事で環境負担を減らし持続可能な住まいのあり方を実現した。 2. 地元の木材の使用、地場工務店との協働により、昔の家造りでは当たり前に行われていた「地産地消」を継承できるようにした。
- 生活的視点
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1. 工事現場を地元の職人さん、学生に見てもらう事で、高い木造の技術、見えないところまで手を抜かない職人の心を直に感じてもらい、少しでも技、知恵の継承に寄与できるよう配慮した。 2. 工事現場を地元の職人さん、学生に見てもらう事で、高い木造の技術、見えないところまで手を抜かない職人の心を直に感じてもらい、少しでも技、知恵の継承に寄与できるよう配慮した。
- 社会・地球的視点
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1. 親世帯・子世帯の玄関に挟まれた空間を土間リビングとし、各世帯がプライバシーは確保しつつ自然とコミュニケーションが図れるよう計画した。 2. 周りも大屋根の古い家が建つ集落なので、建物の外観はそのまま継承し、周囲の景観を壊さぬよう配慮した。 3. 親世帯、子世帯双方に積極的に打合せに参加し、意見してもらうことで次世代においても愛着を持って住み継がれるよう意図した。
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土間 もとは少し暗い土間だったのですが、大きなFIX窓と床の白いタイルで明るく凛とした空間になりました。 |
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外観
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リビング 民家独特の力強くシンプルな架構を生かした空間です。ほの暗い落ち着いた居間から明るい庭を眺めていると、自然と心が落ち着きます。 |
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広縁
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築百年程度の民家を解体。家族の思い出が刻まれている。大黒柱・差し鴨居・梁、建具を再利用し組み上げ、かなり落ち着いた雰囲気に仕上がり喜んでいただけました。
所在地 | 茨城県 常陸太田市 |
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建物構造 | |
延床面積 | 37坪 |
外壁 | |
屋根 | |
内装 | 床:桧無垢材 壁:漆喰 |
キッチン | |
設備 |
長野県白馬村は豪雪地帯のため雪国の家のため、柱、梁が骨太に出来ています。 寒さ対策と現代的生活に対応したプランがテーマでした。
所在地 | 長野県 白馬村 |
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建物構造 | |
延床面積 | 79坪 |
外壁 | |
屋根 | |
内装 | 壁:漆喰 |
キッチン | |
設備 |
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江戸時代に建てられた家が数十年前に現在の土地に移築され数年前まで、住宅として利用されていました。家族の思い出を残す為、古材を再利用し建築しました。
所在地 | 茨城県 常陸大宮市 |
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建物構造 | |
延床面積 | 79坪 |
外壁 | |
屋根 | |
内装 | |
キッチン | |
設備 |
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石下町の民家で再生利用をご希望だったのですが、土台・柱のいたみが激しく、建て替えによる部材の再利用という方法を選択しました。地面に近い部分はいたんでいても、小屋ウラにはたくましい木材が隠れています。
所在地 | 茨城県常総市 |
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建物構造 | 木造平屋建 |
1階床面積 | 129.19㎡(39.07坪) |
外壁 | |
屋根 | |
内装 | |
キッチン | |
設備 |